こんにちは、ダメダメサラリーマンです。
ダメダメは8月の某週末にJRの青春18きっぷを利用して大分県別府市まで行ってきました。旅の途中、神戸市の須磨海水浴場(西地区)で海水浴をしたのですが、その際に着替えやシャワーは海の家【クロンボ】にお世話になりました。
須磨海水浴場について
概要
須磨海水浴場は大阪市内から一番近い海水浴場です。海水浴場は東地区と西地区があり、二つの地区は周りの環境だったり雰囲気が異なっています。一般的には須磨海水浴場と言えば、西地区を指すのではないかと思います。
東地区には海浜公園や須磨海浜水族園が近いこともあって、東地区の海水浴場はファミリー向けだと思います。ゆっくりと海を楽しむなら東地区が良いのではないでしょうか。
西地区は海の家が多く若者が多いイメージですが、2018年よりファミリーエリアという飲酒・喫煙を禁じるエリアを設けファミリー層の取込みに力を入れているようです。
アクセス
東地区
JR神戸線 須磨海浜公園駅から南へ徒歩10分弱です。
東地区には須磨海浜公園の駐車場(1,630台)があるので車で行くなら東地区が良いと思います。
西地区
JR神戸線 須磨駅南口を出ると直ぐ海岸です。
駅には足洗い場が有ります。
電車ならアクセスは西地区の方が良いです。
海の家【クロンボ】について
概要
須磨海水浴場の西地区にある海の家です。1984年から須磨海水浴場の西地区で営業しているようなので老舗と言っても良いのではないでしょうか。
アクセス
駅を出て海水浴場に入る通路のすぐそばに有るのでアクセスが一番良い海の家です(通路を挟んで反対側にある【ぴーかん】も一番です)。
料金
荷物預かり、着替え・休憩、温水シャワーがセットで大人1,000円、子供500円です。温水シャワーのみの利用であれば大人500円、子供250円です。
海の家の様子
テーブルと椅子がちょっと雑に並べられています。
キャパは70~80人くらいは有ると思います。
休憩スペースの横が厨房兼売店となっています。
奥には座敷も有ります。座敷の横に着替えスペース兼シャワースペースが有ります。シャワーは温水です。足元にシャンプーとボディソープが置かれています。
ドライヤーも有ります。
厳しい海の家の経営
神戸市は2015年に須磨海岸健全化の一環で、慣習(優先出店枠と公募)で決まってきた出店事業者を2020年から完全公募に移行する方針を打ち出しました。
また、市は条例を改正し1㎡あたりの使用料を段階的に引上げていきました。これにより2019年の月額使用料は前年比3倍~4倍に跳ね上がり海の家の経営は厳しくなっているのです。
2020年からは完全公募制になることから、経営が成り立たず撤退する海の家が出てくるのではないでしょうか。
既に東地区の二つの海の家が2019年今夏限りで営業を終えることが決まっています。営業を終える二つの海の家はどちらも老舗で、【カッパ天国】は約70年間、【ローリング・トム】は30年間営業が続いていたのそうなので残念です。
海水浴レポート
朝8時過ぎにJR須磨駅に到着。駅を出て海岸へ進むと、最初に目に入るのは海の家【クロンボ】。【クロンボ】の前を通りかかると若いお兄さんの客引き攻撃を受ける。その攻撃で抵抗することなく陥落し、即入店。
本日、【クロンボ】の一番乗り。
受付で料金を支払い脱衣所で水着にお着替え。
着替えが終わったらテーブルに座り生ビールを注文。お兄さんから準備中の厨房の担当者に出来る料理を聞いてもらうと、おでんとカレーライス以外は大丈夫だと。
朝ごはんを食べていなかったので、タコライス、枝豆、そしてポテトフライを注文。
料金は先払い。何とPayPayが利用できる。ダメダメPayPayで支払えるので現金持たなくて良いので便利です。財布は預けていたので早速PayPayで支払い。QRコードを読み取り金額を入れるだけで決済完了。便利です!そしてラッキーなことにPayPayチャンスが当たり、1,000円GET!
生ビールはサーモスの真空断熱タンブラーに入って登場。
暫くすると、枝豆、タコライス、ポテトフライが登場。
ハイボールを途中で追加注文。
そして全て美味しくいただいてほろ酔いの朝食が終了。
朝食の後、せっかくなので海に入ってみる。
ビーチに入る手前でお酒の持ち込みがないかチェックが受ける。
少し水が冷たい。
海に入って2、3メートルは膝くらいまでの深さ。
そこから少し進むと急に深くなるのが須磨の海。チビッ子はちょっと危ないかも。
寒くなったので海から上がり砂浜を散歩。
砂浜から出るところに水が入ったバケツが置いていたので、ひしゃくで水を足にかけ砂を流す(このバケツは足を洗うためのものではなく暑い時に打ち水をするためのものでした)。
足をキレイにしたら【クロンボ】に戻り生ビールとキュウリを注文。
暑くなってきたのでビールが旨い。
そろそろ出発の時間が近づいてきたので、最後にもう一度だけ海に。
海から上がりシャワーを浴び、着替えを済ませたら海の家【クロンボ】を撤収し約3時間の海水浴は終了。
まとめ
ダメダメの年代は海水浴と言えば海の家。海の家は風情があって大好きです。
でも須磨海水浴場の海の家の未来は明るくないと思います。ダメダメの予想だと西地区の海の家で採算がとれているのは、地の利が有る【クロンボ】と【ぴーかん】だけだと思います。
ダメダメが行ったときも、【クロンボ】と【ぴーかん】からお客さんが入っていき、二つの家の席が一杯になってから、他の海の家にお客さんが流れていく、という感じでした。
もし、須磨海水浴場に来るお客さんの数自体が減ってしまうと、【クロンボ】と【ぴーかん】しか残らないのではないかと思います。
海の家は日本の文化だと思います。海の家が無くならないようみんなで盛り上げましょう。
終わり。