交通

新幹線の切符を紛失!!対応方法は?

先日、東京出張の際、帰りの新幹線の切符(現金で購入)を紛失してしまいました。諦めて買い直すしか無いと思っていたら、先輩が紛失した際の対応方法をネットで見つけてくれました。今回は紛失した際の対応について体験談を記事にしました。

結論

切符は再度購入する必要が有りますが、条件を満たせば再購入の費用は戻ってきます。ただし紛失した切符が見つからないとダメです。通常紛失した切符が見つかる可能性は非常に低いので費用を取り戻すことは難しいと思います。ただしクレジットカードで切符(指定席に限る)を購入しており、利用控えが有れば再購入費用が戻って来る可能性は高くなるようです。僕は幸運にも切符を発見したので再購入費用が戻ってきました。

条件(JRおでかけネットより)

  • 駅員になくした旨を伝え紛失再発行用として切符を購入する。
  • なくした切符と同じ区間・列車・設備の無割引の切符を購入する。
  • 指定券の場合は同じ列車の指定券に限る
  • 下車駅で切符に再収受証明を受ける(スタンプを押してもらう)
  • 再収受証明を受けた日の翌日から1年以内に紛失した切符と再収受証明を受けた切符を駅で提示する。

切符の再購入

仕事終わりの飲み会、生ビールを注文したタイミングで切符紛失に気付きました。そのため飲み会は早々に切り上げてみどりの窓口(JR東海)へ行きました。そして紛失の旨を係りの人に伝え切符を購入しました。なくした切符は指定席(指定券)でしたので乗るはずだった同じ時間の指定席を買いました。もし発車時間を覚えていなければ同じ切符という条件を満たさないので払い戻しの手続きは出来ません。今回は時間を覚えていたのでラッキーでした。そして無事に『紛失再』のスタンプが押された切符を手に入れました。それからきっぷと共に『きっぷをなくされた場合のお取扱いのご案内』の用紙もいただきました。このご案内には「払いもどしの受付期間は、本日から1年間です。」と書いてありました。JRおでかけネットには再収受証明日の翌日から1年以内、と書いてあるのでどちらかが間違っていることになります(どちらでも特に問題ないですが)。

乗車と下車

乗車、下車とも自動改札ではなく有人の改札を通る必要が有ります。下車時に有人改札で『再収受証明』のスタンプを押してもらいました。これで再収受証明切符が完成しました。あとはなくした切符を発見するだけです。

払戻し手続き

切符は運良く発見できたので約三週間後、ジムの帰りに手続きをしようとすぐ近くのJR鳳駅へ行きました。窓口で再収受証明切符を提出しました。駅員の女性がパソコンで手続きを進めています。そして駅員さんから言われたのは、JR東海でしか手続きできません、というショックな回答でした。仕方がないのでこの日は手続きを諦めました。それから2か月後、東京へ遊びに行く用事が有ったのでJR東京駅八重洲南口のJR全線きっぷうりばへ行って手続きをしました。窓口で再収受切符、発見した切符そしてクレジットカードを提出しました。払戻手数料550円(乗車券220円、指定券330円)を支払い、書類にサインして手続きは無事完了しました。

まとめ

もしかしたら常識なのかもしれませんが、新幹線の切符を紛失した際の対応策が有るのを初めて知りました。でもリカバリーのハードルは高く、最善策は失くさないよう注意するしかないと思いました。今回運良く切符を発見出来たので最小限の損失で済みましたが、取り敢えず新幹線の切符を買う際は現金よりもクレジットカードで購入するのがベターだと思います。クレジットカードで購入していれば(購入控えが有れば)、発車時間を覚えていなくても窓口で調べてもらえるはずですし、切符を発見出来なくても再購入費用が戻って来る可能性が高くなります。あとチケットレスで乗車出来るスマートEXを利用するという手も有りますが、この場合ICカードを失くすというリスクが残ります。結局物を失くしてはダメ、という結論に至るのです。

おわり。