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京都嵐山|【翠嵐】の茶寮八翠でアフタヌーンティーを楽しむ|2021

こんにちは、ダメダメサラリーマンです。
先日、京都嵐山の一等地にある翠嵐という素晴らしいホテルに宿泊してきました。
最近ホテルのアフタヌーンティーにハマっていて、今回の滞在でも美味しいアフタヌーンティーをいただいてきました。
今回はホテル内にある茶寮八翠というレストランでいただいたアフタヌーンティーを紹介したいと思います。
ホテルのアフタヌーンティーとしてはコスパとクオリティが高いのでお勧めです。
翠嵐に宿泊する予定がある方は是非参考にしてください。

・和テイストのアフタヌーンティー。
・嵐山と保津川(桂川)を眺めながら食事が楽しめる。
・コスパ抜群。
・予約が必須。

茶寮 八翠について

明治時代に8人の詩人が集まり、嵐山の四季の移ろいを詠んだという「八賞軒」と呼ばれていた築100年以上の建物を利用したお店です。

お店の案内には、以下のように紹介されています。
絶景を愛でる特等席とお茶菓子や「むしやしない」で、旅のひとときをおもてなしいたします。
※「むしやしない」:京ことばで、一時的に空腹を満たすことや、その食べ物のこと。

席数

40席(テーブル 28席、テラス席 12席)

営業時間

11:00 ~ 17:00

【茶寮 八翠】では朝食もいただきました。

京都嵐山|ホテル翠嵐の【茶寮 八翠】で朝食|2021こんにちは。ダメダメサラリーマンです。 先日、京都嵐山の一等地にある翠嵐という素晴らしいホテルに宿泊し、ホテル内にある【茶寮八翠】とい...

予約について

アフタヌーンティーは予約が必須となっています。
電話、メールそしてWEBで予約が可能です。
※2日前の17:00までに予約する必要があります。

電話
075-872-1222
「茶寮 八翠」直通 (受付時間 11:00 – 17:00)
メールアドレス
restaurant@suirankyoto.com
Web予約
https://www.tablecheck.com/ja/shops/suirankyoto-hassui/reserve

宿泊が決まったらすぐに予約することをお勧めします。
11時から15分刻み予約時間を選ぶことが出来ますが、一組につき60分から90分の時間を確保するみたいなので予約枠は少ないと思います。
またコロナの影響で座席間隔も広めに確保しているので普段より予約枠は少ないはずです。
予約する時間ですが、13:00~14:00スタートをダメダメはオススメします。
アフタヌーンティーの料理はボリュームがあるのでランチとしていただくのが良いと思います。
ボリューム満点のホテルの朝食をがっつりいただき、昼食を食べずにアフタヌーンティーを美味しくいただく、というのがダメダメのオススメ(作戦)です。

ダメダメの場合(予約)

事前にホテルから宿泊に関する案内のメール(アンケート)が届いたので、そのアンケートでアフタヌーンティーの予約をお願いしました。
ちなみにアンケートのメールは宿泊日の10日前に来ました。
アンケートでは送迎の依頼やレストランの予約などが出来ます。
今回、スタート時間は14:00を選択しました。

メニュー

メニュー名

いただいたアフタヌーンティーの名前は「和のアフタヌーンティー」というものでした。 このメニューの提供期間は2021.11.1~2022.1.7となっています。
ダメダメは10月末に利用したのですが、このメニューが提供されました。

食事

「和のアフタヌーンティー」について、お店の紹介文を見てみると
 『享和三年(1803年)創業の京菓子司「亀屋良長」の甘味と「茶寮 八翠」の季節のセイボリ―をご賞味いただけます。』
と記載されています。

セイボリーとは

調べてみると、ハーブ(植物)の一種、などいくつかの意味が出てきますが、アフタヌーンティーということを考慮すると「(英国において)食後にでる甘くない食べ物」ということになると思います。
また、スイーツの対義語として使われることが多いということも分かりました。
八翠のアフタヌーンティーにおいては、亀屋良長の甘味以外がセイボリーを指しているのだと思います。

食事は、ごはん(お寿司)、パン(サンドウィッチなど)、おぞよ、そして甘味、という構成です。

おぞよとは

おぞよ(御雑用と書きます)は京ことばでおかずのことです。
京都ではおかずのことを「おばんざい」、「おまわり」、「おぞよ」と呼んだりします。
その中で「おぞよ」は家庭で代々受け継がれたおかずを表すことばです。

メニューの裏面には「亀屋良長」の銘菓が紹介されています。

飲み物

飲み物は紅茶、ハーブティ、コーヒー、日本茶から選ぶことが出来ます。
紅茶の茶葉はフランスのダマンフレールを使用。

ダマンフレールとは

1962年創業。 フランス国王ルイ14世からフランス国内の紅茶の独占販売権を許可された、という謳い文句が有名な老舗の紅茶専門店です。

ダメダメは全く知りませんでしたが超有名店でした。

お値段

驚きの5,313円です(税サ込み)。
ホテルのアフタヌーンティとしてはすごくリーズナブルだと思います。 グレードの高いホテルのアフタヌーンティーのお値段は7,000円を超えることがほとんどなのでお得だと思います。
抹茶付きのプランでも6,000円(同)なので、抹茶付きのプランにすれば良かった、と後悔しています。

食レポ

アフタヌーンティーの様子をレポートします。
お昼の12時にホテルをチェックアウトして、嵐山をブラブラ散策後、【茶寮 八翠】に入店。
朝から雨模様だった天気も回復したのでテラス席を選んで着席。
飲み物はホットの紅茶(アッサム)からスタート。
ほどなく食事が登場。
丸テーブルなので隙間なし!
お重の中にぎっしりと。
スープみたいなのがブルーテ。
葉の形のお皿に盛りつけられているのは柚子ジャム黄な粉とラム酒のクリーム。

ブルーテとは

フランス料理の基本ソースの一つです。
アルマンド、ベシャメル、エスパニョールなどが基本ソースと呼ばれています。
ベシャメル以外聞いたことが有りません。
小麦粉とバターを焦げないように炒めルー状にし、フォン(だし汁)で溶き伸ばして煮詰めて作ったソースがブルーテです。
今回のブルーテは野菜のフォンを使ったものだと思います。

ブルーテについていろいろ調べてみてちょっと気づいたことが有ります。
見た目がポタージュみたいだったのでスープのように飲んでいました。
でもブルーテはスープじゃなくてソースということが分かりました、、、
そしてこう思いました。
飲むんじゃなくて、パンやセイボリーにつけるソースだったんじゃないか。
もしそうだったとしたらムチャクチャ恥ずかしいです。

2杯目はグールースというアイスティー。
YouTubeにもこの様子の動画をアップしていますので良かったら見て下さい。

甘味以外を食べたあと、再び温かい紅茶(ダージリン)を。
亀屋良長の甘味(三種)を美味しくいただきアフタヌーンティーは終了。
素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。

まとめ

素晴らしい景観を眺めながら、最高のアフタヌーンティーを楽しむことが出来ます。
料理のクオリティ、シチュエーションを考えるとコスパ抜群のアフタヌーンティーです。
京都嵐山を訪れる予定のある方、翠嵐に泊まる予定がある方は、素晴らしいアフタヌーンティーを体験してみてはどうでしょうか。
おわり。