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大阪からシンガポール!シンガポール航空ビジネスクラス搭乗!3日目(シンガポール2018旅行記)

週末と有給休暇を1日取得してシンガポールへ2泊3日で行って来ました。飛行機はANAの特典航空券を利用しシンガポール航空の関空発着便を発券(往路はエアバス社の大型機A380、復路はボーイング社の中型機B787のビジネスクラスを利用)、ホテルはインターコンチネンタルのアンバサダー特典であるウイークエンド無料宿泊(1泊分は有償)を利用しました。

今回の旅はシンガポール航空が期間限定で関西国際空港からチャンギ国際空港までエアバスのA380を飛ばすという情報を得てすぐさま勢いでANAの特典航空券を発券しました。通常シンガポール航空のA380のビジネスクラスは特典航空券では発券できないらしく、今回のような期間限定便だと発券出来ることがあるみたい。情報を得て直ぐにアプリを利用して空席を探してみるとA380の機材で飛ぶ便が予約可能になっていたので日付を変えながら空席を探し有給休暇を1日絡めて2泊3日の旅程で発券しました(フライト日の160日前に発券)。

今回は3日目の活動です。

朝6時起床。今日は帰国日。午後2時のフライトなので早起きして行動開始。お出かけ準備が済んでロビーへ下りGrabタクシーを予約。行き先はマリーナバレッジ(marina barrage)という所。タクシーに乗り込み渋滞の無いガラガラの道を通って目的地に向かう。10分かからず到着。公共交通機関を利用する場合バスに乗る必要があり移動時間は30分以上となるのでタクシーがオススメ。タクシーを降り駐車場を抜けて広場まで移動。朝早いので人がほとんど居ない。適当な場所を見つけて日本から持ってきたドローンを飛ばす準備を開始。準備をしていると水着に着替えて海に入る若いカップルに遭遇。今いる広場は海に面しているけど海水浴をするような場所ではなく堤防みたいなところから海に入っていったのでちょっとビックリ。でも無茶苦茶暑かったので泳ぐのもアリかな、と(のちにもう一組泳いでいた)。楽しそうに泳ぐカップルを見ながらコントローラーにiPhoneを接続、電池を機体にセットして準備完了。そしてキャリブレーションを行なって飛行開始。

小さくてほとんど見えない。

MAVIC AIRに搭載されているクイックショット機能(自動で飛行、撮影を行う機能)を使って色々撮影。しかし自分で機体を操縦している時、突然電波を受信しなくなり慌ててホームボタン(自動帰還ボタン)を押すという状況が発生(電波を強化するアンテナリフレクターも装着しているのに)。MAVIC AIRの機能は優秀なので機体はちゃんとホームポジションに戻ってくれるけど心拍数が一気に跳ね上がるのは辛い。そして3本目の電池に交換してマリーナベイサンズの方向に機体を近づけながら撮影していると、再び電波が受信不能に。慌ててホームボタンを押すも今回はホームボタンの命令が機体に届かず完全に制御不能状態に陥る。ほぼパニック状態の中、どうすることも出来ずコントローラーに接続しているiPhoneの画面を確認するとドローンが勝手に飛行(移動)している状態だと分かる。電池が切れるまで飛び続け、どこか遠くに行ってしまうのかも。でもMAVIC AIRの機能はやはり優秀。送信機からの電波が途切れ一定時間が経過すると自動でホームポジションに戻るようになっている(フェイルセーフという機能だった)。そんな機能が有るのは何となく認識していたのでパニック状態からは脱出。そしてドローンはキチンと元の場所まで帰還。電池残量はタップリ有ったけど怖くなって撮影はここで終了。

ドローンを片付けバレッジ内を少し散策。建物の方へ行くと少し人が多くなる。ランニングをしている人が大半。どうやらこのあたりはジョギングコースになってるみたい。建物を抜けると橋が架かっていた。皆んなこの橋を走って向こう側まで行って帰ってきてる感じ。我々は暑いので橋の途中で引き返し駐車場まで戻ることに。

マリーナバレッジ事後調査

マリーナバレッジはダムだった(バレッジとは和訳すると弾幕)。マリーナバレッジはシンガポールが輸入に頼っていた水の供給を安定させるためダムで海の水を堰き止めて作った貯水池だった(貯水池は他にも10以上あるらしい)。海水を淡水化する仕組みも導入されていて日本には(多分)無い施設だということが分かった。シンガポールの人たちがジョギングをしていたのは橋ではなくダムの上の部分(ダム天端)だった。

駐車場のタクシー乗り場まで戻りGrabタクシーを予約。

5分ほどでタクシー到着。

そしてホテルに戻り朝食タイム。今日もエッグステーションでオムレツ(具は全部入れ)をオーダー。朝から少し活動したので昨日の朝より沢山盛り付ける。美味しく完食したものの少し物足りないのでヌードルステーションへ行き麺をオーダー。

美味かったけど流石に食べ過ぎ。

部屋に帰って少し休憩してから、荷造り開始。今回はお土産も買っていないのでスンナリ終了。そろそろチェックアウト。窓からアラブストリートが見える。今回の旅行ではホテルから近いこともあってアラブストリートの見学も計画してたけど時間が確保できず断念。今度シンガポールに来たら行くことにしよう。12時を過ぎたところでホテルをチェックアウト。Grabタクシーでチャンギ空港へ。渋滞もなく25分で到着。荷物を預けるためにシンガポール航空のカウンターへ。 荷物を預けて出発口からイミグレ向かう。ここ(ターミナル3)のイミグレは何と無人。パスポートをゲートでかざしてイミグレを通過(去年来た時はターミナル2からの出国だったせいなのか自動ゲートじゃなかった)。イミグレを通過した後はシンガポール航空のSILVERKRIS LOUNGEへ。チャンギ空港のSILVERKRIS LOUNGEはシンガポール航空のファーストクラスかビジネスクラス利用者しか入室出来ないラウンジなので楽しみにしていた(原則スターアライアンスGOLDの資格では入室出来ない。スタアラのGOLDはKRISFLYER GOLD LOUNGEに入室できる)。受付で搭乗券を見せて左側のBusinessClassへ入室。ラウンジ内を散策したあとソファーに着席。

このあと機内食があるので今回は飲み物だけ頂く。利用しなかったけどこのラウンジにはすごく沢山のシャワーブースが設置されている。これだけあれば絶対シャワーの順番待ちということは無いね。1時間くらいラウンジでまったりして搭乗口へ向かう。チャンギ空港は手荷物検査が搭乗口毎にあるので、ここで少し並ぶ。帰りのフライトの機材であるボーイング社のB787の写真を撮って機内へ。 シートは1-2-1の4列で予約していた窓側の席に着席。 シートは往路で乗ったエアバス社のA380より新しくてGood。早速ウエルカムドリンクのシャンパンをいただく。そしてシート周りの撮影タイム開始。シート左(窓側)にあるボックスの手前を引き出すと鏡。 ボックスの扉をスライドさせると電源があり中にヘッドホンが格納。シートは3点式のシートベルト。飛行機で3点式のシートベルトに座るのは初体験。左の肘掛の下にエンターテイメントのリモコン(タッチパネル付き)。シートの右側にライトのスイッチ。 モニターはそんなに大きく無いけど十分なサイズ。シートからコックピットの中が少し見えたので撮影。僕が座った11Aという座席はバシネット付きのシートだったので他の座席よりもスペースが広く開放感があって良かった。そろそろ離陸というところでパーサーから窓に吸盤でつけていたGoProを取り外すように言われる。安全上の理由らしい。行きは何も言われなかったので残念。なので離陸の動画を撮ることはできなかった。飛行機が離陸してからいつものように機内食のメニューをチェック。往路とほとんど変わっていない(多分)と思いながらメニューを撮影。

安定飛行に入り暫くして料理のサーブがスタート。帰りは花恋歴という和食をチョイス。まず先付けが登場(先付け、向付、口取り、麺は一つの器に盛られて配膳)。味噌茄子、小芋そして真薯(器の左下にある小芋の上にある四角い食べ物。真薯なんて言葉を初めて知った)。そして向付、口取り、麺へ(器の左下から右回りで食すようになっている)。向付は鰆のお造り、赤大根の酢漬け。口取りは鮎、干し柿、栗の甘露煮。麺はなめこ蕎麦。シンガポール発で和食をオーダーするのはナンセンスかなあと思ったけどクオリティが高くて正解。続いて焼き物、炊合せ、和え物、ご飯、香の物も一つの器で止め椀の味噌汁と一緒に配膳。焼き物は鶏肉。炊合せは茄子、里芋、絹さや。和え物は海老・帆立・エリンギ・銀杏の黄身酢和え。ご飯はしいたけご飯だった。どれも美味しかったけど、気に入ったのは口取りで出てきた鮎、和え物そしてご飯。 食事のボリュームも丁度良くてデザートのカステラケーキブリュレまで美味しく完食。でもデザートの後にチーズとフルーツも頼んで食べたのでお腹パンパンに。特にみかんが余計だった(美味しかったけど)。

最後にコーヒーをチョコレートと一緒に頂いて食事タイムが終了(最初に料理が出てからコーヒーを飲み終わるまで約1時間30分)。 食事が終わって機内販売のパンフレットを広げ、往路で買うのを忘れていたシンガポールエアーキティちゃんをCAさんに依頼。ところが残念なことにこの機内には在庫を置いていないとの返事が。代わりに人気ですぐに売り切れになってしまうパピーというクマぬいぐるみを勧めてきたのでこっちを購入。機内ショッピングも終わりすることないので映画鑑賞。まずはミッションインポッシブルの最新作フォールアウトを。そして次は話題作カメラを止めるな。テイストの全く違う映画だったけど両方面白くて満足。ただ、カメラを止めるな は最後もう少しというところ(多分エンドロールの少し手前)で飛行機が着陸してしまい、もしかしたら大事な場面を見逃したかも。自分の思っているエンディングと変わっていないか気になるので早くDVD出ないかなあ。着陸前に行ったトイレを我慢すれば良かったかも。映画の画面がインフォメーションの画面に切り替わったところでフライトは終了。ベルトサインが消え荷物を棚から下ろして降機準備をしているとCAがシンガポルキティの在庫がなかったことのお詫びとしてシンガポール航空のテディベアをプレゼントしてくれた。何かラッキー。ということでドアが開いて日本時間午後9時過ぎに降機。そしてイミグレ、税関を無事抜け関西国際空港の制限区域外へ。

あっという間の三日間だったなあ。

終わり。