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ホワイトローズ?ベトナムの古都ホイアンのローカルフードを食す!2019

ダメサラリーマンです。

ダメダメは職場で一番初めに夏休みを取得しました。その夏休みを利用して9日間の日程でダナン・ホイアンに行ってきました。ダナンではシェラトングランド・ダナンリゾート、ホイアンではグリーン・ヘブン・ホイアン・リゾート&スパに宿泊しました。今回の記事はベトナムの古都ホイアンの名物料理ホワイトローズの食レポとなります。

ホワイトローズとは

ホワイトローズとはベトナム・ホイアンの名物料理でエビのすり身を米粉の皮で包んだワンタン(もしくは蒸し餃子)みたいな料理です。その姿、形から白いバラ、ホワイトローズという名になったのだと思います。ホワイトローズの元祖(発祥)はNhà Hàng Bông Hồng Trắngというお店で、その名もホワイトローズというレストランです。

Nhà Hàng→レストラン     Bông Hồng→バラ         Trắng→白

ホワイトローズはホイアンにあるバーレー井戸の井戸水を使って作られる(と言われている)ので、ホワイトローズはホイアン(もしくは井戸水が調達できるその周辺)のローカルフードということになります。同じような料理は何処でも作ることは出来ると思いますが、バーレー井戸の水を使って作ったものをホワイトローズと呼ぶのであれば、それ以外の井戸水で作ったものはエビのワンタンと呼ぶしかないということになります。

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Nhà Hàng Bông Hồng Trắng(ホワイトローズレストラン)について

Nhà Hàng Bông Hồng Trắngは旧市街の北側に有ります。

旧市街から少し離れるので、お店の近くの道路はバイクと車の交通量が物凄く多いです(旧市街は9:00~11:00、15:00~22:00の間、歩行者天国となるのでバイク・車は走っていません)。交通量が多いにも拘らず、歩道には大量のバイクが駐車しているため、車道を歩くことが多くなってしまいます。ダメダメはスマホでお店の場所を確認しながら歩いていたので何回かヒヤッとする場面が有りました。

また、Nhà Hàng Bông Hồng Trắngはホワイトローズの発祥のお店と言われています。レストランでホワイトローズを提供しているだけでなく、製造・卸も行っており、ホイアン旧市街で出されているホワイトローズの9割以上はこのお店が製造しているという情報も有ります。

・メニューにはホイアンのすべてのレストランにホワイトローズを提供していると書いてありました。

・旧市街のクアン・タンの家で食べたホワイトローズはその場で作っていました。

営業時間は午前7:00~午後8:30となっており閉店時間が早いのでディナーで行く時は注意が必要です。ダメダメは閉店ギリギリの午後8時過ぎに到着したのでお客さんは少なかったように思います。

店内の様子

お店の建物は細長い造りになっていて、1階と2階に食事スペースが有ります。1階のドアは開けっ放しになっておりエアコンが無いので(ホイアンあるある)とても暑いです。ダメダメは2階に案内されたのですが、驚くことに2階にはエアコンが設置された食事スペースが有りました。そこは30人くらいが座れるスペースでガラスの壁に囲まれていました。閉店間際でお客さんは少なく、1階の席は空いていたのですが、ダメダメが日本人だと分かって、店員さんはエアコンの効いた2階に案内してくれたのだと思います(あくまで勝手な想像ですが、2階に居たほとんどのお客さんは日本人でした)。

注文

2階のテーブル席に着席しメニューを確認します。食べるものはホワイトローズと揚げワンタンしか載っていません。店員さんが1つずつ注文するよう促してきたので、その通りホワイトローズと揚げワンタンを1人前注文しました。あとラルービールも注文しました。ちなみにメニューには揚げワンタンはホイアンピザと呼ばれている、と書いてありました。

実食

注文して直ぐにビールがきました。瓶のまま飲むスタイルです。ビールはベトナム仕様であまり冷えていませんでした。しばらくするとお目当てのホワイトローズがやってきました。食べ方を店員さんに尋ねました。すると店員さんは一緒にきたスープ(漬け汁)を湯飲み茶わんみたいな容器にスプーンで適量を移し、そのスープにホワイトローズを浸けて食べるのだと教えてくれました(後で調べるとスープはヌクマムという魚醤でした)。早速、言われた通り食べてみると予想通りプリプリの食感でメチャ旨です(トッピングされたフライドオニオンが良いアクセントになっています)。

続いてホイアンピザと呼ばれる揚げワンタンもきました。トマトソースの野菜餡がワンタンの上にかけられていてイタリアンな感じが出ています。ホイアンピザと呼ばれるのも何となく分かるような気がしました。カリカリの食感の揚げワンタンはちょっと辛くて味が濃いのでビールとの相性バッチリでした。

ホワイトローズも揚げワンタンも思ったより量が多く、二人ともお腹イッパイになりました。大満足で完食です。

まとめ

料金は二人で1,000円くらいなので安かったです(ベトナムのローカルとしては高いと思いますが)。料理は大満足のレベルでしたが、アクセスに難があるのが残念です。それからホイアンでは珍しくホワイトローズにはエアコンが効いた部屋が有るので(ただし席数は多くない)、開店直後か閉店間近の空いている時間に訪問して、エアコンの効いた席を確保するのが良いと思います。

終わり。