アジア

世界遺産の街! ベトナム・ホイアンへ行ってきた!2019

こんにちは、ダメダメサラリーマンです。

ダメダメは職場で一番初めに夏休みを取得しました。その夏休みを利用して9日間の日程でダナン・ホイアンに行ってきました。ダナンではシェラトングランド・ダナンリゾート、ホイアンではグリーン・ヘブン・ホイアン・リゾート&スパに宿泊しました。ホイアンは一泊二日の短い滞在でしたが、たくさん楽しんできました。今回はホイアンでの観光を中心とした記事となります。

ホイアンとは

ホイアンは1999年にユネスコの世界文化遺産に登録されたベトナム中部の都市です。世界遺産の登録名は『ホイアンの古い町並み』です。

アクセス

ダナン国際空港からタクシーで行くのが一般的です。道が空いていれば40〜50分くらいで到着します。ダナンの市街地やビーチ沿いのホテルからはタクシーで30分程で行くことが出来ます。

ダメダメはダナンで宿泊していたシェラトン・グランドダナンリゾートからホイアンの宿泊ホテルであるグリーンスパホテルまでGrabタクシーを利用して行きました。

古都ホイアンの建築物の観光

古都ホイアンの主な建築物は来遠橋、福建会館、広肇会館(広東会館)、進記家(タンキーの家)、廣勝家(クアンタンの家)、などです。
ホイアンの旧市街地にある建物を見学するためには、観光チケットが必要です(建物を外から見るだけであれば必要ありません)。チケット1枚で22カ所中、5カ所の遺跡が見学できます。料金は1枚VND120,000でした。ダメダメは初日の夜に来遠橋の近くの売り場でチケットを購入しました。チケットを利用して入った遺跡は、来遠橋、進記家(タンキーの家)、廣勝家(クアンタンの家)、福建会館の4カ所です。時間が無かったので1枚チケットが余ってしまいました。

来遠橋

来遠橋(別名日本橋)は初日のお昼と夜に訪問しました。お昼は観光客も少なく寂しい感じでした。お昼は観光チケットのチェックも無く、橋を自由に行き来することが出来ました。

お昼の来遠橋です。夜は橋の近くに多くの観光客が居て賑わっていましたが、橋を渡る人はほとんど居ませんでした。橋の入り口で観光チケットのチェックを行っていたからです。殆どの観光客がチケットを購入していないようで、橋を渡らず川べりから写真だけを撮っていました。

夜の来遠橋です。ダメダメはチケットを使って橋の中に入りました。人が少ないので写真の撮影もスムーズです。

そしてそのまま橋を渡り、晩御飯を食べにホワイトローズへ向かいました。

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進記家(タンキーの家)

タンキーの家はトゥボン川沿いにあります。

入口は狭く、縦に長い建物の構造です。入口を入るとまず観光チケットを渡さなければなりません。受付の女性がハサミで一枚分のチケットを切り取ります。受付が終わって中に入ると食器や昔の工具、農機具が展示されていました。その奥の部屋は売店スペースとなっていて、多くの観光客(殆どが欧米人)が買い物をしていました。

売店を抜けると昔使っていた居住スペースらしきものが展示されていました。これは寝床です。さらに進むと2階の居住部分に上がる階段が有りました。今でも何代目かのタンキーさんが住んでいるようです。

ヨーロッパ調の椅子が有りました。ここは団体客が来た時にお茶を振る舞うスペースです。 当主の写真でしょうか。祭壇もあります。団体客とぶつかってしまったのでゆっくり見れませんでしたが、ホイアンの伝統的な家屋が見学できたので良かったです。

廣勝家(クアンタンの家)

クアンタンの家はタンキーの家の北東にあります。

タンキーの家に比べてクアンタンの家はひっそりとしていました。入口から中に入ろうとすると中に居たおじいちゃんに止められました。見学出来ないのかと思いながら、観光チケットをおじいちゃんに見せてみました。するとおじいちゃんの態度が変わり中に入らせてもらいました。

おじいちゃんはクアンタン家の現在の当主らしく、ダメダメが日本人だと分かると、ノートに何やら書き始めました。見てみると日本語で中国人、日本人と書いています。ダメダメが日本人でおじいちゃんは中国人だと説明しているようです。その後も色々話しかけられたのですが何を言っているのか良く分かりませんでした。

この家も奥に細長い造りをしていて、入口の近くにはお土産を売っているコーナーが有りました。

立派な祭壇です、おじいちゃんのお母さんだと言っていました。見学しているとさっきのおじいちゃんが『ホワイトローズ』と叫びながら奥の方を指差していました。奥へ進むと女性二人がホワイトローズを作っていました。しばらく見ていると、女性の一人が何か話しかけてきました。どうやらホワイトローズを食べるよう勧めているようです。壁にはメニューも掛けられています。せっかくなので1つ食べることにしました。食べる意思を伝えると1つしかないテーブルに案内され着席しました。席に座ると大きな扇風機のスイッチを入れてくれました。そしてホワイトローズと一緒にビールもお願いするとテーブルの正面にあった冷蔵庫からラルービールを取り出し持ってきてくれました。世界遺産の建物の中で飲むビールは最高です。しばらくすると、ホワイトローズが来ました。昨日の晩御飯もホワイトローズだったので二日連続の実食です。

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お箸は包装されたものが出てきてびっくりしました。衛生面に気を付けているのが分かります。出来立てのホワイトローズは、昨晩本家ホワイトローズで食べたものに負けないくらい美味しい味でした。昼間っからビールを飲みながら、歴史を感じる静かな建物の中で食事をするというのは、ある意味贅沢な体験です。

ダメダメ
ダメダメ
世界遺産でビール!

ホワイトローズを食べ終わった後、少し建物内を見学してクアンタンの家を出ました。

福建会館

福建会館はホイアンが世界の貿易港であった頃、華僑が建築した建築物です。集会所として利用されていた福建会館は中華文化が盛り沢山の建物でした。
入口の門からザ・中華です。お寺のような門です。門を潜ると中庭には池をイメージようなオブジェが有りました。大きな魚(鯉かなあ)が飾られています。中庭は広く奥にはさらに門があります。中庭の門を抜けると建物があります。中に入ると天井から円錐形に渦を巻いた線香が吊り下げられていました。

ダメダメ
ダメダメ
三日くらいは燃え続けるでしょ

 建物の奥には航海安全の女神である天后聖母が祀られていました。帰りに入口の門を見てみると精誠団結と書かれていました。意味を調べると誠意を持って一致団結するということらしいです。

その他のホイアン観光

トゥボン川で灯籠流し

ホワイトローズを食べるため旧市街の川沿いを歩いていたら、ボートの客引きのおばちゃんに捕まりました。

食事をするから後にすると言っても諦めてくれません。値段は30分二人でVND400,000とのことでしたが、お腹が空いていたので断りました。

断った後、歩き出してもしつこく言ってくるので、乗ってみることにしました。値段はVND 200,000まで下がりましたが、まだまだ頑張れば下がったと思います。

すぐに船着場に連れて行かれ灯籠を二つ渡されて手漕ぎボートに乗り込みました。ボートが進み出すと、すぐに火のついた灯籠を川に流すよう言われ川面にそっと灯籠を置きました。予想以上に綺麗だったのと動画撮影に夢中で写真はあまり撮れませんでした。川の上は涼しくて心地よく、乗り気でなかった割に結構楽しく過ごしました。

ダメダメ
ダメダメ
橋の下を通るときは何故かテンションが上がるね。

ナイトマーケット

晩御飯を食べてホテルに帰る途中、ナイトマーケットに立ち寄ってみました。特に買いたいものも無かったので、ホテルに向かいながらマーケットの雰囲気を楽しみました。途中暑かったのでアイスを買って食べました。愛想の良いおじさんでした。

ホイアン市場

ホイアンに暮らす人々の生活を感じるため、ホイアン滞在の最後にホイアン市場に行きました。

黄色い建物がホイアン市場です。今回は市場の中には入らず、建物の周りにあるお店を中心に見学しました。川沿いにもたくさんお店が出ています。

野菜やお魚が売られていてローカルの人たちで賑わっていました。

ダメダメはアジアでよく見る綿のパンツを買いたかったのでウロウロ市場を見学しながら服屋さんを探していました。そして気になるお店を見つけパンツを探すことにしました。女性の店員さんが出てきてパンツを選んでくれます。選びながら値段交渉も行います。購入する数を増やしながら値段を下げて行く作戦です。

まず、1着の値段を尋ねるとVND180,000と言われました。そこで5枚買うので安くしてとお願いすると、VND800,000になりました。少し渋い顔をするとすぐにVND700,000になりました。

お姉さんの電卓を叩く手が止まったので、更に2着追加して値段を聞くと、変わらずのVND700,000を提示してきました。こちらが渋っていると直ぐにVND600,000になりました。ここで帰る振りをするフェイクを入れてみました。するとお姉さんはダメダメに電卓を手渡し好きな金額を入れろと言ってきました。
なので電卓で500,000の数字を入力しました。お姉さんは直ぐに電卓で550,000という数字を入力してきました。

ダメダメ
ダメダメ
間の数字を入れてきたな

もう一度帰る振りをすると、VND500,000でOKと言ってきました。ホテルのチェックアウトの時間が迫っていたので、ここで値段交渉を終わらせパンツを購入しました。

ダメダメ
ダメダメ
時間が有ればもっと安くできたのに

お姉さんの交渉術のポイントは相手に希望の値段を言わせる(電卓で入力)ことにあります。購入者が希望する値段を確認し、その値段が許容できるかをまず判断しているのです。

例えばダメダメが電卓でVND 100,000を入力したなら、お姉さんは値段交渉を打ち切ったでしょう。打ち切らなかったということはVND500,000でも許容できる(儲けが有る)値段だったということです。

店側で相手が落ちる(購入してくれる)最終の値段が分かれば、あとは如何に儲けを上乗せ出来るか、というダメ元の交渉が出来ます(最悪でも儲けが出る)。

人間の心理として自分から希望の値段を一度言ってしまうと、そこからは値段を下げにくくなるのです。このお店のお姉さんはこのテクニックを使って値段交渉をしていました。

アジアの国で買い物をすると、お客さんに希望の値段を言わせるお店がチョクチョクあります。そんな時は思い切って自分の思う三分の一くらいの値段を言ってみましょう。

古都ホイアンのグルメ

ホイアンの名物料理といえば、やはりホワイトローズではないでしょうか。ダメダメは料理名の由来となった発祥のお店、ホワイトローズに行って食べました。でもわざわざホワイトローズに行かなくてもホイアン旧市街のお店であれば、ホワイトローズが食材を卸している店がたくさん有るようなので美味しく食べられるのではないかと思います。

ホワイトローズ?ベトナムの古都ホイアンのローカルフードを食す!2019ダメサラリーマンです。 ダメダメは職場で一番初めに夏休みを取得しました。その夏休みを利用して9日間の日程でダナン・ホイアンに行...

あとダメダメが食べて美味しかったのでお勧めするのはフォーです。旧市街にあるPho Xua(フォー・スァ)の牛肉のフォーがお勧めです。

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まとめ

古都ホイアンは景観とグルメが楽しめる素敵な街だと思います。観光地でありますがローカルなところも沢山あって見所は満載だと思います。

ただ、ダメダメが行った7月はムチャクチャ暑いです。ホテル以外は基本エアコンが効いていないので、食事をするのも買い物をするもの昼間は辛いです。しっかり暑さ対策をしないと熱中症になってしまします。

ダメダメの場合、食事以外の昼間はホテルのプール(もしくは部屋の中)で過ごし、少し涼しくなる夕方から旧市街へ出かけました。

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次にホイアンに行ったとしたら川沿いのお洒落なレストランで灯籠を見ながら食事をしたいなあと思います。

終わり。