アジア

悲報!相棒 MAVIC AIR ダナンの海に沈む (T . T)

こんにちは、ダメダメサラリーマンです。ダメダメは職場で一番初めに夏休みを取得させていただきました。その夏休みを利用して9日間の日程でダナン・ホイアンへ旅行に行ってきました。今回の記事は、タイトル通りの悲しい出来事についてダメダメの心の整理をつけるために書きました。それとドローンを楽しんでいる方がこのような悲しい出来事に合わないよう、少しでも参考になれば、と思い書きました。

悲しい出来事とは

約1年前になけなしの大金を払い購入したドローン MAVIC AIRがベトナム ダナンの海に着陸し、お亡くなりになりました。具体的な場所は宿泊していたホテル、シェラトングランド・ダナンリゾートのプライベートビーチの沖合約200mの地点です。

悲しい出来事の原因

無謀(無理)な飛行

素晴らしい景色を撮影するのがドローン操縦の目的だったのに、興味本位でドローンを遠くに飛ばすことに夢中になってしまいました。そして気が付くと離陸地点から1,000mも離れたところまでドローンは到達していました。この時はやったーという気持ちが強く、気分は高揚していました。操縦経験(飛行総時間:5時間17分、飛行総距離27,496m)が未熟であるにもかかわらず無謀な飛行を行ったのがいけませんでした。

天候

ビーチはほぼ無風でしたが、沖合は結構風が強く吹いていたのです。1,000mに達した時点でスマホの画面に二つのAttentionが表示され風がかなり強いことを認識しました。MAVIC AIRはホームポジションまで帰還するだけのバッテリー残量を常にウォッチしており、残量がギリギリになると自動的に帰還するようにプログラミングされています。コントロールしているスマホの画面でもホームポジションに戻るために必要な電池残量は分かりやすく表示されています。しかし、今回のように風がとても強いと想定以上にモーターに負荷が掛かり、バッテリーも消耗してしまいます。そのため、スマホの表示に頼らず、余裕を持って操縦する必要が有ったのです。

悲しい出来事の顛末

1,000m到達後、呑気にスマホのスクリーンショットを撮影し、ホームポイントへ帰るよう操縦を開始しました。コントローラーのスティックを全開にしてホームポイントへ向かっていましたが、沖へ向かう時よりもスピードが出ていません。やはり浜から沖への風が強く吹いていたのです。電池残量がどんどん減ってきて、やばいかな、と思っているとホームポジションから797.1mの地点で強制的にホームポジションに戻るコマンドが発動しました。

強制帰還

向かい風の中、必死で愛機MAVIC AIRはホームポジションに戻ろうとしています。少し不安は有りましたが、MAVIC AIRのチップは優秀なので大丈夫だと信じていました。しかし、ホームポジションまで209.3mの地点で新たなAttentionが表示されました。モーターに負荷がかなりかかっているようです。向かい風の中必死でMAVIC AIRはホームポジションに戻ろうとしています。もう見守るしかない状況の中、今度は致命的なローバッテリーというAttentionが表示されてしまいました。良く見ると『機体の着陸』と表示されています。そしてホームポジションから153.6mの地点で『強制的に着陸します』というAttentionが表示され、完全にコントロール出来なくなったMAVIC AIRは再び沖へ向かい、ホームポジションから207.4mの地点に着陸(水没)しました。

まとめ

今回の悲しい出来事は、自身の慢心による無謀な操縦と天候をしっかり把握していなかったこと(操縦地点と飛行地点で天候が異なる可能性が高いこと)が主な原因です。海でドローンを飛ばした場合、万が一ドローンが墜落しても人や物に危害を与える可能性は低いですが、天候(特に風)の影響が非常に大きいのでドローンが破壊・紛失・故障する可能性が高くなります。最後になりますが、冷静になって考えた今回の悲しい出来事の回避策は(検証は出来ないですが)、風が強いことを示すAttentionが表示された時点で、ドローンの高度を下げて風の影響を低減させることではないかと思っています。ダメダメのMAVIC AIRは高度92~93mあたりを飛行していました。高度を10mくらいまで下げていれば風の影響はかなり違っていたのではないかと思います。とは言うものの、風の影響を考慮し、バッテリー残量に余裕を持ちながら無謀な操縦をしていなければ、このような悲しい出来事は防げた、と思うので後悔の念に駆られます。皆さんもこのような悲しい出来事にならないよう気を付けてドローンを楽しんで下さい。

終わり

MAVIC PRO 買おうかなあ・・・・