どうも、ダメダメサラリーマンです。人生の大きな節目が、いよいよ明日に迫ってきました。
明日でダメダメもついに還暦、60歳の大台に乗ります。人生の第2コーナーを回る直前のこの日、ダメダメが向かったのは京都・木屋町にあるホルモンの名店「アジェ 木屋町団栗店」です。自分へのささやかな「前祝い」として、最高のコンディションで挑んだ至福のランチを記録します。

💡 京都ホルモンの代名詞「アジェ」とは?

読者の皆さんに、まずはこの「聖地」の基本をお伝えしておきましょう。

  • 歴史とスタイル: 1997年、京都・松原で創業。鮮度抜群のホルモンを、洗い出しに近い特製ダレで食べるスタイルを確立した、京都ホルモン文化の牽引役です。
  • 名物「ホソ」: 牛の小腸。その圧倒的な鮮度と脂の甘みは、一度食べれば価値観が変わります。
  • 「並で十分」の哲学: メニューに記されたこの言葉通り、並の部位でも驚くほどのクオリティを提供してくれるのがアジェの凄みです。

📍 店舗情報:焼肉・塩ホルモン アジェ 木屋町団栗店

高瀬川沿いに位置し、風情を感じながらホルモンを楽しめるロケーション。アジェの中でも貴重な「昼飲み」が可能なスポットです。

  • 住所: 京都府京都市下京区天王町144-3
  • 電話番号: 075-371-2727
  • アクセス: 阪急「京都河原町駅」・京阪「祇園四条駅」から徒歩3〜8分程度
  • 営業時間:
    • [月・水〜日・祝] 11:30〜23:00
    • [火] 16:00〜23:00
  • 定休日: 基本無休(GW明け・年末年始除く)
  • 予約について: 基本的に予約不可。開店直後の枠は予約可能。
アジェ木屋町団栗店

1. スマートな大人の滑り出し。今回はテーブル席で

GWの喧騒を避け、11:30の開店枠を確保(事前に電話確認して下さい)。開店と同時に店員さんに呼ばれて店内へ。

数組の列を横目に、一番乗りで案内される静かな高揚感。これは大げさな優越感ではなく、準備をした大人だけの特権です。今回は広めのテーブル席で、ゆったりと肉と向き合うことにしました。

2. 緻密なオーダーと、焦らして高める「ホソ」への期待

メインメニュー

まずは生ビール

生ビール

お通しのキャベツの千切り豆もやしナムルで胃を整えます。

お通し キャベツの千切り
豆もやしナムル

ここで、主役たちが登場。
ホソ、天肉(ツラミ)、並ミノ、並バラ(しょうゆ)。

ホソ、天肉、並ミノ、並バラ

ここでダメダメ流のこだわりを発揮。真っ先に届いたホソを、あえてすぐには網に乗せません。天肉と並ミノから網に乗せるのです。

天肉

この「一瞬のタメ」が、最高の焼き上がりを生む秘訣です。

アジェでは一般的な焼肉屋さんの粘り気のあるタレではなく、特製のタレ(出汁みたいな)でお肉をいただきます。

左:ホソ用タレ
右:ホルモン用タレ

3. 「掲示された焼き方」を遵守する大人の流儀

お肉が揃ったところで、いよいよ火入れ。店内には「お肉の美味しい焼き方」が丁寧に掲示されています。

お肉の美味しい焼き方
「まめにひっくり返す」「焼けた真ん中に」……。我流に走らず、この教えに忠実に従うのが大人のマナー。掲示された作法通りに焼き上げた肉は、滴る脂と立ち上る煙さえも芸術のようです。
ホソ
ビールが空き、次に選んだのは韓国のお酒「チョウムチョロム」。スッキリとした喉越しが、ホルモンの脂をスマートに流してくれます。
チョウムチョロム

4. 並の概念を覆す「並バラ」と、至福の締め

中盤、店員さん推奨の並バラ(しょうゆ)も網の上へ。しょうゆダレに漬け込まれたお肉は旨味が最大限に引き出されていました。まさに「並で十分」という言葉通りの破壊力でした。

おすすめメニュー
並バラとホソ

さらに、ホルモン煮込み並バラ(塩)を追加。

ホルモン煮込み
並バラ(塩)

仕上げに焼酎のロックで、ホルモンの脂をゆったりと流し込みます。還暦という節目を前に、「ああ、いい時間を過ごせているな」と、静かな多幸感に浸るひとときでした。

焼酎ロック、レモンサワー

5. 高瀬川の風に吹かれて、明日へ

大満足で箸を置き、店を後にします。扉を開けると、店内の熱気とは対照的な五月の清々しい空気が吹き抜けました。服に残った炭の香りを連れて、新緑が眩しい高瀬川沿いへ。

賑わう京都の街を歩きながら、いよいよ明日に迫った還暦を思います。でも、気負う必要はありません。これからも変わらず、美味しいものを食べ、自分のペースで人生を愉しんでいく。高瀬川のせせらぎが、そんなダメダメの背中を優しく押してくれているような、最高の「前祝い」となりました。